2013年 01月 26日
お揃いの装飾文様

こちらは、先日ご紹介したブログに掲載した写真の続きです。
手前は、まだ荒磨き段階のリング。
その向こう側は、洋彫りをお入れしたリングとなっています。
今回は比較するために、このような写真となっていますが、
実際のマリッジリングの場合ですと、2本のリングを同時進行でひと工程ずつ洋彫りを行います。
男性と女性では、リングサイズが違うため、リングの外周の長さも変わってきます。
そこで、お揃いの装飾文様に仕上げるため、ピッチ(線と線の間の長さ)を揃えて制作します。
ピッチを割り出した後は、丁寧にひと彫りずつお入れしていきます。