2013年 02月 09日
舟越桂さんの彫刻の装丁
前々回のブログ、前回のブログと須賀敦子さんについて書いてきたので、
ついでに今回は2冊紹介してみます。
2冊とも彫刻家 舟越桂さんの作品が表紙になっています。
舟越さんの作品には、それぞれタイトルがついているのですが、
どの作品も詩的というのでしょうか、物語がはじまりそうな、情景が浮かぶような、
素敵なタイトルがつけられているんですよね。
たとえば、
『コルシア書店の仲間たち』 ・・・ 『言葉が降りてくる』
『ヴェネツィアの宿』 ・・・ 『澄みわたる距離』
この表紙でなければ、もしかしたら僕自身、読んでみようという気にはならなかったかもしれません。
そう思うと表紙のイメージも、ものすごく大事ですよね。
前々回のブログの『本に読まれて』と違う出版社なのに、本全体の雰囲気が一緒なのも嬉しいです。
by psyuxe
| 2013-02-09 17:23
| 本
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